お客様相談室
「飲み方・いれ方」のよくいただくご質問一覧
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「緑茶」を飲みすぎると、「カフェイン」の過剰摂取になりますか?
通常の分量、濃さでお飲みいただく分には問題ありません。 カフェインの体への影響は個人差が大きいため、健康に及ぼす影響を正確に評価することは難しく、日本ではカフェインの一日摂取許容量(ADI)は設定されていません。オーストリア保健・食品安全局(AGES)では、成人(18歳~65歳)にとって、1回当たり200mg(70 kgの成人の場合:約3 mg/kg体重)までのカフェイン摂取は、健康に悪影響を与えることはないとしています。また、食品等から400mg/日(約5.7mg/kg体重)までのカフェインを毎日摂取しても、妊婦以外の成人にとって健康への懸念はないとしています。これに基づき、カフェイン量から計算した煎茶の量は2Lです。妊婦以外の成人の方が、2Lの煎茶を毎日お飲みいただいても、カフェイン量としては問題ありません。ただし、個人差がありますので、適量摂取を心がけてください。
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「お茶」をいれてすぐに冷やしたら、白く濁ってしまいました。
クリームダウンという現象です。 お茶の成分であるカフェインとタンニンが冷やされることによって結合し、白く濁ることがあります。この現象をクリームダウンといい、緑茶や紅茶、ウーロン茶などで起こります。品質上問題ございませんので、安心してお飲みください。
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「茶葉」を粉末状にして飲んでもいいですか?
茶葉を粉末状にしても問題ありません。 お茶をいれて飲むよりも、お茶の成分をまるごと摂取することができますので、日々の健康を気にされている方におすすめです。
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いれてから時間の経った「お茶」は飲んでもいいですか?
抽出後は、冷蔵庫保管にてその日のうちにお飲み切りください。 「お茶」はいれてから時間が経ってしまうと、味わいなどが変化してしまいますのでお早めにお飲みください。日をまたぐなど長時間常温で放置されたお茶を飲むことはお控えください。
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「緑茶」を水出しでつくると「カフェイン」はなくなりますか?
カフェインはなくなりません。 水出しでつくることで、カフェインを減らすことはできますが、全く抽出されないということはありません。
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妊娠中に「緑茶」を飲んでもいいですか?
「妊娠中はカフェインを控えるべき」といわれることが多いですが、日本では妊娠中のカフェイン摂取量に明確な基準はありません。 下記のカフェインの含有量を目安に、医師・薬剤師にご相談ください。 ● 煎茶:20mg ● 玉露:160mg ● ほうじ茶:20mg● 抹茶:30mg ● 番茶:10mg ● 玄米茶:10mg※100ml当たりの含有量(目安) ※抽出時間や茶葉の量で異なります。
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「緑茶」は子供が飲んでも問題ないですか?
お子様の年齢によりますが、大人と同量で飲ませることはお控えください。 緑茶には、覚醒作用や利尿作用のあるカフェインが含まれています。摂取量やお茶の濃さを調節していただき、 様子をみながら判断していただくことをおすすめします。
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「急須」などでいれた「緑茶」が、時間が経つと “茶色” になってしまうのはなぜですか?
お茶の成分(カテキン)が酸素に触れて酸化し、茶色になります。
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世界で一番飲まれている「お茶の種類」を教えてください。
世界で一番飲まれているのは「紅茶」です。 紅茶は、20数カ国で生産され、お茶の全生産量のおよそ7割を占めるといわれています。主要な紅茶の産地は「インド」、「スリランカ」、「ケニア」、「トルコ」、「インドネシア」などで、各産地ごとに気候・風土などを反映した、さまざまな香りや味の紅茶が生産されています。中でもインドの『ダージリン』、スリランカの『ウバ』、中国の『祁門(キーモン)』は世界三大紅茶と呼ばれています。マスカットフレーバーといわれる爽やかな風味が特徴の『ダージリン』はストレートで、コクがあり香り豊かなインドの『アッサム』はミルクティーで、芳醇な香りと美しい水色の『ウバ』はストレートでもミルクでも・・・とそれぞれに適した方法でいれることで、その紅茶本来のおいしさがさらに楽しめます。 紅茶について詳しく知りたい方は「お茶百科」をご覧下さい。 http://www.ocha.tv/varieties/blacktea_varieties/
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「お茶」をいれるときは、熱湯がいいですか?
茶葉の種類によって適温があります。 詳しくは、お茶百科をご覧ください。お茶百科「お茶のおいしさを決める水と温度」http://www.ocha.tv/how_to_brew/water_and_temperature/