お客様相談室
「お茶ができるまで(栽培・製造方法)」のよくいただくご質問一覧
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「お茶」の栽培方法を教えてください。
日本茶の場合、お茶の繁殖は挿し木によって行い、新植した苗が大きくなるまでは4~8年程度かかります。4年目程度から摘採可能となりますが、お茶の収量・品質が安定化するのは5~8年目くらいからです。 詳しくは、お茶百科「お茶の栽培」をご覧ください。 お茶百科「お茶の栽培」http://www.ocha.tv/how_tea_is_made/cultivation/
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「抹茶」はどのように作られていますか?
抹茶は、てん茶を石臼あるいは微粉砕機で挽いたものです。 緑鮮やかでまろやかな風味が人気の抹茶は、元々煎茶と同じ「茶の樹」からできています。 しかし、茶摘みまで日光に当てて育てる煎茶と異なり、抹茶になるお茶は、摘み採る20日以上前に茶畑全体に覆いをかけて日光を遮って、緑がより濃く、旨みがより強くなるように育てています。摘んだ後の茶葉も煎茶のように揉まず、茎や葉脈を取り除いた細片(てん茶)にし、出荷する直前に石臼で挽いて抹茶に仕上げます。 臼挽きの抹茶は非常に粒子が細かく、酸素などの影響で色や風味が変わりやすいため、開封後は早めに飲みきっていただくのがおすすめです。 抹茶を詳しく知りたい方は「お茶百科」をご覧下さい。http://www.ocha.tv/varieties/nihoncha_varieties/maccha/
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「お茶」はどのようにつくられていますか?
緑茶も紅茶もウーロン茶も、同じお茶の樹「チャノキ」(学名:カメリア シネンシス L.)の葉を摘んで、加工してつくられています。茶葉は、摘採した時点から酸化酵素の働きによって変化(発酵)が始まり、その発酵の度合いによって分けられます。摘採した後、すぐに熱処理(蒸す・炒る)をすることによって、発酵を止めたものが緑茶、完全に発酵させたものが紅茶、半発酵させたものがウーロン茶です。 詳しくは、お茶百科「お茶ができるまで」をご覧ください。 お茶百科「お茶ができるまで」http://www.ocha.tv/how_tea_is_made/process/
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「ジャスミン茶」は、どのように花の香りをつけているのですか?
ジャスミン茶は、茶葉とジャスミンの花を何層にも堆積させ香り付けします。ジャスミンの花が咲くころ、そのつぼみを摘み採り、夜になって開きかけたものをふるい分けして、緑茶の茶葉と幾層にも積み重ねます。 数時間堆積して、花の香りを吸着させたら、茶と花を分離します。この工程を繰り返し、最後に乾燥させて製品となります。詳しくは、お茶百科「ジャスミン茶の製造工程」をご覧ください。お茶百科「ジャスミン茶の製造工程」http://www.ocha.tv/how_tea_is_made/process/schedule_jasmine/index.html