「お茶ができるまで(栽培・製造方法)」のよくいただくご質問一覧
- 緑茶の早生(わせ)、晩生(おくて)って何のことですか?
- やぶきた(中生品種)の摘採時期を基準として、早生(わせ)は摘採時期がやぶきたより早いもの、晩生(おくて)は摘採時期がやぶきたより遅いものです。 生産農家は様々な品種を組み合わせて栽培することで、摘採時期を適宜調整すること…
- 緑茶の浸出液は緑色ですか?
- 薄い黄色です。 浸出液が緑色に見えるのは茶葉の細かい粉末が分散しているからです。
- 「かなやみどり」品種とは、どのようなお茶ですか?
- 主に鹿児島県と静岡県で栽培されている品種で、ミルクを連想させるような甘い香りが特徴のお茶です。
- 「さやまかおり」品種とは、どのようなお茶ですか?
- 静岡県、埼玉県、三重県などを中心に栽培されている品種で、カテキン含量が多く、濃厚な香気が特徴のお茶です。
- 「さえみどり」品種とは、どのようなお茶ですか?
- 鹿児島県、宮崎県を中心に栽培されている品種で、冴えた鮮やかな水色、濃厚な旨みと、上品でまろやかな味わいが特徴のお茶です。
- 「ゆたかみどり」品種とは、どのようなお茶ですか?
- 鹿児島県を代表する品種で、ゆたかな香りとまろやかな旨みが特徴のお茶です。
- 「やぶきた」品種とは、どのようなお茶ですか?
- 日本の茶園の7割近くで栽培されている近代日本茶の代表的な品種です。 総合的に優れた品質の品種で、甘みのある濃厚な滋味と優雅な香気が特徴のお茶です。
- 「抹茶」はどのように作られていますか?
- 抹茶は、てん茶を石臼あるいは微粉砕機で挽いたものです。 緑鮮やかでまろやかな風味が人気の抹茶は、元々煎茶と同じ「茶の樹」からできています。 しかし、茶摘みまで日光に当てて育てる煎茶と異なり、抹茶になるお茶は、摘み採る20…
- 「お茶」の栽培方法を教えてください。
- 日本茶の場合、お茶の繁殖は挿し木によって行い、新植した苗が大きくなるまでは4~8年程度かかります。 4年目程度から摘採可能となりますが、お茶の収量・品質が安定化するのは5~8年目くらいからです。 詳しくは、お茶百科「お茶…
- 「お茶」はどのようにつくられていますか?
- 緑茶も紅茶もウーロン茶も、同じお茶の樹「チャノキ」(学名:カメリア シネンシス L.)の葉を摘んで、加工してつくられています。 茶葉は、摘採した時点から酸化酵素の働きによって変化(発酵)が始まり、その発酵の度合いによって…