“食事”で、もっと
コレステロールと脂肪の対策!
食事をちょっと見直して
コレステロールと脂肪の対策
ストレスをかけない程度のちょっとした心がけが健康を促してくれます。
焼き鳥を食べる時はタレより塩を選んだり、ヨーグルトを食べるなら無糖タイプを選ぶようにしましょう。
食べてコレステロールと
中性脂肪を改善!
実は、中性脂肪がコレステロールの小型化(小型化すると超悪玉に変身しやすくなる)に影響をおよぼすのです。
- 食べ過ぎないこと!
- 肉より魚を多く食べること!
1週間単位で区切って、肉より魚の回数が多くなるように意識すると、無理なく続けやすいと思います。
魚料理は手がかかると敬遠しがちですが、刺身や缶詰、惣菜コーナーでパックになった焼き魚や煮魚を活用しても、コレステロールが改善されます。
積極的に食べたい食材
EPAが豊富な魚
「EPA(エイコサペンタエン酸)」は、体内でほとんど作ることができない「必須脂肪酸」の一種。血液サラサラ効果があると言われています。
野菜・きのこ、海藻、大豆類
コレステロールの吸収を抑える食物繊維が豊富に含まれています。
いわし・さば・あじなどの青魚に多く含まれるEPAの多い魚は、焼くとせっかくの脂(EPA)が落ちてしまうので、刺身やあら汁、アルミホイルなどに包んで蒸す調理法がオススメです。
コレステロールと脂肪の
改善のための足すワザ
魚を食べなければ…と分かっていてもなかなか実践できない方のために、お手軽に魚が食べられるワザをご紹介します。
- 魚の切り身に旬の “野菜”を足すだけ
- パックに入った魚に “酢”を足すだけ
- いわしかば焼き缶に “香味野菜”を足すだけ
- さば水煮缶に “ミニトマト”を足すだけ
- 納豆(大豆類)に “発酵食品”(たくあん・しょうゆ)を足すだけ
- 鶏のささ身に “きのこ類”を足すだけ
もっと簡単に食事で対策を
ベジファースト
ベジファーストとは、ベジタブルファーストの略語として使われていて、食事の最初に食物繊維が豊富な野菜から食べることを言います。
“ファースト”は、「食事の最初」 &「1日の最初の食事」の両方の意味があり、朝食で糖質が少なく食物繊維が豊富なメニューを選ぶと、食後の血糖値の上昇を抑え、コレステロールの排出を促進、少量で満腹感を得られるなどの効果が期待でき、昼食後の血糖値の上昇を抑制する効果もあります。朝食卓についたら、まず野菜から食べる食生活をめざしましょう。
- 教えてくれたのは… 管理栄養士・今泉マユ子さん
- 管理栄養士、食育指導士、防災食アドバイザーとして活躍する一方、「レトルトの女王、缶詰の達人」とも呼ばれ、簡単・時短のアレンジレシピを考案し、著書多数。
NHK「あさイチ」「おはよう日本」、日本テレビ「ヒルナンデス!」、TBS「マツコの知らない世界」他、ラジオ、新聞、雑誌などで出演多数。